これはiMac G3の中身を抜く話です。
iMac G3が改造出来ることを知る
ある日ネットを散歩していると、iMac G3を水槽に改造した「Macquarium」の記事を見つけました。
カラフルなiMacの中身を抜いて、水槽をはめ込んだ商品です。
素敵!素敵!めっちゃ欲しい!とテンションダダ上がり。
1998年、まだパーソナルコンピューターというものをよく知らなかった時に、あのカラフルでスケルトンなiMacを一目見た時の衝撃ったらもう!
工業デザインの歴史においても重要な商品である、と勝手に解釈しています。
インテリアとしても飾っておく価値は充分あります。
---デカイけど
iCatと出会う
Macquariumちょっと予算的に厳しかったので、これなんとか自分で改造出来ないのかなーと検索してみると、Macquariumではなく、iCatに出会いました。
中身を抜いたiMacを猫さん達のベッドにするものです。
可愛い!素敵!!とまたハイテンションに。
これならなんとか作れそうなので、iMac G3を中古で買うことにします。
そしてヤフオクでボンダイブルーを購入しました。
---価格は忘れました。
ストロベリーピンクが欲しかったのですが、ボンダイブルーの方がお安く購入出来たのでこちらを選びました。
iMacの中身と悪戦苦闘
電気系統のことは正直よく分からないので
「iMac G3 中身 分解」
「iMac G3 改造」
「iMac G3 ネジ 外し方」
「iMac G3 猫」
などと検索して調べました。
調べたことを参考にしながら、とにかくネジを外して外して、パーツを分解して行きます。
下手すると感電するという情報があったので、一度も電源に接続しないようにしていました。
---死にたくない。
やったことを文章にするとたったこれだけになってしまいますが、なかなか外れない部品があったりと一人で悪戦苦闘しました。
---もう何十本ネジ外したんだろうか…。
中身が空っぽになる
とうとうiMac G3の中身を全て外すことに成功しました。
---裸のiMac…と思いましたが、抜いたのは内蔵なので元から裸は裸でした。
いやー、中身がなくても美しいです。
もちろんアップルのマークもちゃんとあります。
所有欲をくすぐるこのカラー。
私は猫を飼っていないのでぬいぐるみを収納することにしました。
iCatではなくiDogですね。
それにしても発売から20年経ってもiMac G3のデザインは全然古くないですね。
外見だけでもインテリアとして飾りたいという製品なかなかないでしょう。
パーツを取り出したり、ブラウン管をリサイクルに出したりと手間はかかりましたが、それでもiMac G3をインテリアにする希望が叶ってニマニマしてしまいます。