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レトロで可愛いオロナインH軟膏 [ 大塚製薬 ]

一家に一個、オロナインH軟膏。

オロナインH軟膏 30g [ 大塚製薬 ]

個人的にオロナインは一家に一個は置いてあるイメージです。 

ちょっとした切り傷、やけどやニキビまで、オロナインを塗っておけば良いという万能薬なイメージがあります。
「ひとまず塗っておこう」というような。

子供の頃から当たり前に存在していたため、特別意識する存在だったわけではないのですが、実はレトロでとても可愛い姿をしています。

 

オロナインH軟膏 30g

オロナインH軟膏 30g [ 大塚製薬 ]

● 購入価格:380円(税抜)
● サイズ:縦 5.4cm・直径 3.9cm

知らない人いるの?というくらい有名なオロナインH軟膏は、1953年(昭和28年)発売のロングセラー商品です。

商品て言っていいのかしら?商品というか軟膏です。

乳白色のガラス瓶に貼られたレトロなラベルがとっても可愛い。オロナインのロゴも可愛いですよね。

こんな可愛いものを当たり前に使ってたんだなー。

 

オロナインH軟膏 30g [ 大塚製薬 ]

キャップも可愛い。

少し赤っぽい茶色と金色の刻印(?)が素敵です。

この形でキーホルダーか何かにしれくれないでしょうかね?私買いたいです。

 

オロナインは箱も可愛い

オロナインH軟膏 30g [ 大塚製薬 ]

オロナイン本体も素敵ですけれど、箱もレトロで可愛い。

この茶色の箱いいですね。見慣れているからなのか安心感があります。

 

オロナインH軟膏 30g [ 大塚製薬 ]

裏側は英語表記です。

私が訪日外国人だったらもちろん買って帰ります。

ネット上の書き込みによりますと、お土産に持っていくと喜ばれるとのことです。確かに。

 

オロナインH軟膏 30g [ 大塚製薬 ]

そういえば、オロナインに添付されている説明書のイラストもレトロで可愛いです。

イラストがなぜか外国人です。

 

オロナインのラインナップ

2019年9月24日現在、販売されているオロナインは5種類あります。

・ 50g
・ 100g
・ 30g

チューブ

・ 11g
・ 50g

 

瓶も250gが大きくて可愛いのですが、使用期限が過ぎる前に使い切れそうもないので30gを買いました。

11gの小さいチューブはポーチに入れておくのにピッタリですよね。

そして50gのチューブはわりと最近登場したような記憶があります。
--- 2017年3月発売でした。

50gチューブのニュースリリースを読んではじめて知りましたが、オロナインには500gがあったんですね。

大塚製薬工場、オロナイン®H 軟膏(50g チューブ)新製品発売のご案内

あぁぁぁめっちゃデカくて可愛い。 なぜまだ500gが売っている時にオロナインの可愛さに気がつけなかったのか…。

 

オロナインの買えるところ

実店舗

薬局などで買えます。見つけるのはものすごく楽だと思います。 

インターネット

Amazon楽天Yahoo!ショッピングWowma等で購入可能です。30gなら、400円しないくらいの価格で買えます。安い。

 

 

オロナインH軟膏を知る

オロナインH軟膏は、大塚製薬株式会社さんから発売されている皮膚疾患・外傷治療薬です。

冒頭で一家に一個と書いたとおり、家庭に置いてある常備薬の定番中だと思います。

 

大塚製薬とオロナインのはじまり

大塚武三郎さんが1921年(大正10年)に創立した大塚製薬工場が大塚製薬の始まりです。

戦前は薬の原料を作っていたそうです。

終戦後、原料だけでなく自社でも製品を作ろうと医療用の注射液の製造販売を始め、朝鮮特需に乗って規模拡大を果たすこととなりました。
オロナインヒストリー|大塚製薬

特需が去ったら経営が苦しくなるのは明らかであり、経営を引き継いだ大塚正士さんは頭を悩ませていたとのことです。
--- まさひとさんと読むそうです。武三郎さんの息子さん。

そんな時に、

オロナイトケミカル社が新しい殺菌消毒剤を開発した、これを使ってみないか

という話が舞い込んで来たそうです。

正士が目を付けたのが軟膏でした。
当時、メンソレータムやメンタム、 ペニシリン軟膏といった大衆薬がヒット商品となっており、この分野なら安定した売れ行きが期待できると考えたからです。 

徳島大学の3人の教授に開発を依頼し、オリジナル製品第1号であるオロナインは1953年(昭和28年)に発売されました。

発売当初は「オロナイン軟膏」という名前でした。

当初の「オロナイン軟膏」から、1969(昭和44)年に「オロナインD軟膏」、1972(昭和47)年に「オロナインH軟膏」と変わっていますが、これは主剤の違いによるもの。「オロナインH軟膏」の「H」は、主剤であるクロルヘキシジングルコン酸塩液の「ヘキシジン」に由来します。

と、製品名は変わっていますが、パッケージは発売当初からほとんど変わっていないそうです。

 

広告が素敵

オロナインは様々な販売促進活動が行われ、シェアを拡大していきます。

販促活動の詳しい内容は、先程から引用しまくっている記事に詳しく書かれています。

オロナインヒストリー|大塚製薬

ロングセラー商品と素敵な広告というのは切っても切り離せない関係であり、オロナインにも素敵な広告があります。

浪花千栄子さんのホーロー看板

 

浪花千栄子さんのホーロー看板。

レトロで可愛いですね。ホーロー看板は1963年(昭和38年)から貼り出されていたそうでうす。

 

名取裕子さんの広告

 

名取裕子さんがとってもお綺麗。名取さんは1982年(昭和57年)~1996(平成8年)、オロナインのオリジナルキャラクターを務めました。

一見ポスターかなとも思ったのですが、これは雑誌の広告でしょうかね?

今見ても素敵な広告だなと思います。 

 

おわりのつぶやき

オロナインといえば、祖母がなんでもオロナインを塗って治す人だったと記憶しています。

母から聞いた話ですが、ある時野良犬が家に来たそうです。

その犬は皮膚が病気になっていたようだったので、祖母がオロナインを塗ったところ、毛がフサフサになったとのことです。
そしてその犬はそのまま飼ったとのこと。

またある時、飼っていた犬が何日かいなくなり、帰って来たと思ったら尻尾がなくなっていたそうです。
おそらく他の犬と喧嘩をして食いちぎられてしまったようです。

なのでその傷口もオロナインを塗って治したそうです。

人間だけでなく、犬にも使っちゃうって、おそらく推奨される使い方ではないと思いますし、色々と緩かった昔の話ということにしておいてください。

 

商品情報

商品名:オロナインH軟膏 30g
販売:大塚製薬株式会社
製造販売元:株式会社大塚製薬工場
購入価格(税抜):380円
JANコード:4987035085614
原産国:おそらく日本

 

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