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お気に入りの雑貨・文房具集めました。

レトロなおうち型の鉛筆削り [ ミカヅキモモコ ]

なんだか懐かしい手動式の鉛筆削り器。

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

手動式の鉛筆削り器は現在でも販売されています。

私はもう何年も使っていないです。

女子児童だった頃に使ったのが最後だったか記憶は曖昧ですが、いつの間にか家からもなくなりました。

先日300円ショップのミカヅキモモコでとっても可愛い手動式の鉛筆削りを見つけ、ほぼ鉛筆は使わない生活をしてはいますが、可愛いので買いました。

お家型の鉛筆削り

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

● 価格:300円(税抜)
● サイズ:高さ 10.7cm・横 6.2cm・奥行き 6.3cm (ハンドル部分含まず)

なんだか懐かしい、おうちの形をした手動式鉛筆削り器です。小学生くらいの頃、こういう鉛筆削りを見たことがある記憶があります。

この上部が丸い窓がとっても可愛い。

 

色はピンクで、ブルーも販売されていました。

 
 
 
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ミカヅキモモコ(公式アカウント)さん(@mikazukimomoko_official_buyer)がシェアした投稿 -

9月8日の投稿ですので、9月頭から販売されているようです。投稿では「ペンシルシャープナー」となっていました。 

 

商品写真

一回転させました。

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

 

使ってみた。

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

鉛筆削りを使ってみました。わぁー久しぶり。

なのでセットにも手間取りました。ハンドルが外れたりして鉛筆を削りたいだけなのにわちゃわちゃしました。

セットしてハンドルを回して削ります。あー懐かしい感覚。

時々芯が折れてしまって中に挟まってしまうことがあったな、など昔の記憶が蘇ります。

 

鉛筆

削りました。

セットする時に金具に跡がついてしまうようですね。気になる方は気になるかもしれません。

 

ペンシルシャープナー [ ミカヅキモモコ ]

下部分が引き出しになっていて、削りカスを捨てます。あー懐かしい。

 

懐かしさの理由

Googleで検索してみますと、おうち型の鉛筆削りが出てきました。

aucview.aucfan.com

商品説明欄によりますと、1989年製造だそうです。

可愛い!こういう商品が記憶のどこかに残っていたようです。

2015年頃、Swimmerで発売された「おうちえんぴつけずり」もものすごく可愛いです。

ameblo.jp

カール事務器さんから、「カールくんのいえ」というおうち型の鉛筆削りが現行で販売されています。

カール事務器株式会社 » カールくんのいえ

ヨーロッパのおうちをイメージしたデザインで、お値段は4000円くらいとお高めですが、カール事務器さんの品質ですからね。

 

この商品の買えるところ

実店舗

ミカヅキモモコのお店。在庫状況は店舗によります。

SHOP LIST – ミカヅキモモコ 

インターネット

ミカヅキモモコはネットショップがありません。公式ではありませんが、フリマサイト等に出品されている可能性があります。

 

鉛筆削りのそもそも

ジェームズ・ウォード著『最高に楽しい文房具の歴史雑学』によりますと、鉛筆専用の削り器が作られたのは、19世紀に入ってからだそうです。 

19世紀中頃には、一般に小型の携帯鉛筆削り器が普及します。携帯鉛筆削り器の基本的な形はこの時からほとんど変わっていないそうです。

この時は手動式ではなく、今現在も使われている、小さい入れ物の中に刃が一枚ついているアレですね。

ハンドルのついた手動式鉛筆削り器が使われるようになったのが19世紀後半、そして20世紀初めに電動式鉛筆削り器が鉛筆製造業者の間で使われるようになりました。

その後一般にも普及して行きます。

 

日本の鉛筆削りの歴史

日本に鉛筆削り器が輸入されたのは明治の末期だそうです。アメリカから輸入されました。

戦前にも手動式鉛筆削り器はあったが需要はきわめて少なく、本格的普及は昭和30年代にオフィスの合理化が始まってから。それまではナイフやカミソリを使って鉛筆を削っていた。
鉛筆削り器 | オフィスマガジン online

とのことです。

ミッキーナイフやボンナイフですね。

昭和35年10月、当時の浅沼稲次郎社会党委員長が、元日本愛国党の山口二矢に刺殺されたのをきっかけに、全国で刃物を持たない運動が展開され、学童の間からナイフやカミソリが姿を消していった。これがシャープナー普及に拍車をかけた。

これは知りませんでした。

また電動式も昭和30年代の前半には登場していたようです。

 

個人的メモ

19世紀:1801年~1900年
20世紀:1901年~2000年

明治時代:1868年~1912年(元年~45年) 
大正時代:1912年~1926年(元年~15年)
昭和時代:1926年~1989年(元年~64年)

昭和30年代:1955年~1964年

時系列が分からなくなるので個人的なメモです(笑) 

 

おわりのつぶやき

鉛筆削りを久々に使ってみました。小学生の頃はほぼ毎日やってた(?)のに、いつの間にかやらなくなるんだなーとしみじみしました。

鉛筆は私生活ではほとんど使わないのですが、とっても可愛いですし、300円なら飾っておく用に買っても良いかな?と思えるお値段です。

 

商品情報

商品名:ペンシルシャープナー
品番:SEAL-3 KW1905S100
カラー:ピンク
発売元:株式会社三日月百子
価格(税抜):300円
JANコード:2238102466808
原産国:中国

 

● 参考
『最高に楽しい文房具の歴史雑学』ジェームズ・ウォード 著 関根光宏 池田千波 訳 2015年11月30日 初版第1刷 エクスナレッジ

 

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