探して探して探してた、AppleのiBook G3 クラムシェルがとうとう我が家にやってきました。
iMac G3の中身を空っぽにする行為を行ってからというもの、昔のApple製品が欲しくて欲しくて仕方がなくなる時が定期的に訪れていました。
その度に「実際に使うわけじゃないから」と自分に言い聞かせてきました。でも1月に放送されていた「平成ネット史」のスタジオに置いてあったiBook G3 クラムシェルを見て、またまたApple欲がヒートアップした結果、前々から欲しかったクラムシェルさんと、大福Macとも呼ばれるiMac G4を購入しました。
もうね、骨董品を収集するのと同じ心理だと思います。なんでも鑑定団持っていきたい。
iBook G3 クラムシェル タンジェリン
1999年(平成11年)に発売されたこちらのクラムシェルさん、発売から20年経っても色褪せない可愛さがあります。世界一可愛いと言っても過言ではないかもしれません。 本当に可愛い。
でもコンピューターの世界はたった20年前でレトロな商品になっちゃうんですね。コンピューターの進化凄い。
こちらのクラムシェルさんがお披露目されたのは、1999年7月21日、ニューヨークで行われた「Macworld EXPO 1999」でした。基調講演を行っていたスティーブ・ジョブズ氏によって発表されました。
--- その時もあの黒のタートルネックのスタイルでした。
20年後の今見ても新しいのに、当時の人達から見たらめっちゃくちゃ新しかったでしょうね。
発売当時はこちらのタンジェリンとブルーベリーの2色でした。私はまだオレンジ色のApple製品を持っていなかったのでタンジェリンを探しました。
スケルトンで丸みを帯びたデザイン
こちら裏側です。裏側がこんなに可愛いパソコンってあります!?
初代iMac(iMac G3)と同じようなスケルトンカラーで、四角ではなく丸っこい形をしています。
クラムシェルさんのキャッチフレーズは「iMac to go」持ち運べるiMacということで、据え置きではなく持ち運んで使うために作られました。
ですのでハンドルも付いています。ただボキって折れちゃいそうで使えません。
クラムシェルは貝殻のことで、まさに貝殻のようなデザインです。一見デザイン性だけを考えた丸みなのかと思いましたが、本体の中にスペースを設けることで衝撃をある程度吸収できるような構造になっているそうです。
ニッキ貝と一緒に写真を撮ってみました。ほんと貝ですね。
開いても可愛い
パカーンと開いても可愛いです。リンゴマークのところにヒビが入ってしまっていますが、20年前の商品と思えば仕方がないと思います。
前の持ち主の方が大切に使ってくれていたのか、とても綺麗です。
キーボードにはカバーが付いていて、撮影するために外しましたがこんなに綺麗です。
充電器も可愛い
こちらクラムシェルさんの充電器です。これにコードを繋いで充電します。
構造はヨーヨーみたいになっており、コードをぐるぐると巻いて収納するようになっています。見た目もとっても可愛くて、このデザインの小物入れあったら欲しいくらいです。
あと充電器をヨーヨーのような構造にするって凄いですよね。どう生きたらそんなこと思いつくのか。
ちゃんと起動します。
ちなみにですが、こちらのクラムシェルさん、ちゃんと起動しました。ただWindowsのパソコンしか使って来ていないので、操作方法がいまいち分からず、細かいところは何も確認していません。
iPad in iBookを作りたい
iMac G3の中身くり抜きをしたのは、昔のApple製品を改造して、水槽にしたり、猫のお家にしたりといった新しい使い方を紹介している記事を読んだからでした。
その時にクラムシェルさんや大福Macもモニター部分をくり抜いて、iPadを収納するというアイディアを見て「これ私もやりたい!」と思っていました。
ひとまず本体は手に入ったので、後は加工をするだけなのですが、どうもクラムシェルさんの改造はハードルが高そうということが分かりました。
iMac G3はとにかく中身をくり抜くだけですので、そういったことに疎い私でもなんとかなりました。解体方法が書かれた記事も複数あったので本当に助かりました。
ただクラムシェルさんの改造は、ただ解体するだけではなく、本体にヒビが入らないように液晶部分だけを取り除いて、また元の通りに組み立てることが必要です。
・・・ハードル高くない!?!?!?
出来るか分からないことを、1台しかないクラムシェルさんにしてみるのはどうも不安です。
・・・もうちょっと調べてみようと思います。