ホームセンターというのはとても楽しいところで、何に使うのか分からない商品が置いてあり、眺めているだけでワクワクしてきます。
私が特にウキウキするのがネジ売り場です。絶対使うことはない、でっかいボルトに非常に惹かれます。
これどうにかしてストラップにしたいと思うのですが、重量と硬さを考えると実用的ではないですね。
--- 落としたり人にぶつけたりしたら怪我しそうです。
ネジ売り場で見つけたある商品に惹かれ、値段も安かったので購入しました。
吊り金具の一種、真鍮(しんちゅう)メッキの洋灯吊(ようとうつり?)です。
大きな洋灯吊
単体の写真だと分かりにくいですが、比べると分かりやすくデカイです。
左側が全長2.6cmのものです。いやデカイ。
この金色が素敵ですね。2個セットで170円くらいだったので安いと思いました。
商品名は「真鍮メッキ洋灯吊 50mm」です。
サイズは全長が7.5~6cmくらいで、ネジの部分が約2.6cmで、フックの部分が5cmです。
商品名の50mmは本体からネジの部分を引いた、取り付けた時に壁から出る部分の長さを指しています。
吊り金具の種類
吊り金具は洋灯吊・洋折れ・ヒートンなどの種類があります
洋折はフックの部分がL字になっているもので、ヒートンはネジと丸カンが一緒になったようなパーツです。ストラップの金具とパーツを繋ぐ、ネジに丸がついてる金属パーツです。
洋灯吊と洋折はダイソーなどでも売っていますね。
発売元は和気産業株式会社
こちらの洋灯吊の発売元はDIY用品の専門商社である和気産業株式会社さんです。正直初耳です。
和気産業さんのWebサイトを見ていて知ったのですが、「日本のDIYは和気産業からはじまった」という、DIY用品のパイオニアでした。わぉ。
和気産業さんの歴史は、1922年(大正11年)、大阪に和気商店を創業したことから始まります。
創業当時は家庭金物問屋でした。
1952年(昭和27年)には株式会社和気商店、1967年(昭和42年)には和気産業株式会社と社名が変わります。
昭和42年(1967年)。和気産業は変革の時代を迎えようとしていた。
新社屋完成とともに、社名を「和気産業株式会社」へと改称。新しいスタートを切ったまさにこの年、その後の経営方向を大きく左右させる、あるきっかけと出会うのだった。それは、当時の専務・和気博史が、モントリオール万国博覧会を視察に訪れたときのこと。「日曜大工コーナー」を設置したイギリス館の盛況ぶりに驚き、そして尽きない興味を覚えた。「Do it yourself」。そう書いてある横文字の下には、「日曜大工をする親と子、壁紙を貼る兄妹」という構図で、家族そろって壁紙を貼っている姿が人間の倍ほどの大きな人形で展示されてあった。
「Do it yourself」。神戸に住む友人のところで見た、輸出用建築金物のパッケージにも記してあったフレーズ。「この言葉がこれからの未来を制する」と感じた、あの時のひらめきが鮮やかに甦った。
これは、日本でもブームになる。いずれDIYの時代がやって来る。そう確信した博史はこのとき、それまで家庭金物、建築金物中心だった事業内容を、まだ着手して3年ほどの日曜大工一本に切り替える決断を下したのである。
現在社長である和気博史さんは創業者、和気信行さんの次男です。先見の明がある方ですね。
このブログを書き始めるまで、日々使っている商品のメーカーや発売元はそんなに気にしないで過ごして来ました。
今までも和気産業さんの商品を使ってたでしょうね。
この商品の買えるところ
実店舗
ホームセンターで購入出来ると思います。
インターネット
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Wowma等で購入可能です。
商品情報
商品名:真鍮メッキ洋灯吊 50mm
品番:SH-008
発売元:和気産業株式会社
JANコード:4903757140080