ピット発売50周年おめでとうございます。
誰もが一度は使ったことがあるスティックのり PiT (ピット)の発売50周年を記念し、復刻デザインのピットが登場しました。2021年 (令和3年)6月22日に発売開始です。
どの復刻柄が当たるか楽しみな「シークレットピット」、そしてミニサイズになった「ミニコレクションセット」です。
欲しい柄が1回で出てくるとは限らないのでミニコレクションセットを購入しました。
*ピット50周年記念 どの復刻柄にあたるか! 「シークレットピット」発売 柄は開けてのお楽しみ | 株式会社トンボ鉛筆
無意識に買っているピット
いきなり少々脱線です。この記事を書くにあたり、そういえば机の中にピットあったよねーと探してみました。そしたら出てきました。
4つも!
あとこのブログで記事にしようと思っていた蛍光カラーのピットも持ってます。
こんなにピットを持っている自覚が全くなかったです。
ピットを買おうとして買っているわけではなく、もう無意識に手にとってレジに持ってっています。
綺麗に貼れるスティックのりといえばピット、スティックのり=ピットという図式が脳内に出来上がっていて、特に意識することなく買っているようです。
当たり前に使っていますけどスティックのりってものすごく便利ですよね。しかも100円くらいで買えます。
液体のりしかない状況になり、あぁシワシワ…という経験があります。
とにかくピット!オールピット!というこだわりがあるわけではなく、100円ショップで売っている他のスティックのりも使いますが、ここ一番の時はピットを使ってます。
無意識レベルで生活に浸透しているのがピットの凄さ…。
脱線おしまい。
ピット復刻デザイン ミニコレクションセット
● 価格:500円(税抜)
● サイズ:高さ 7.1cm・直径 1.7cm (1本)
1971年 (昭和46年)に発売された国産初のスティックのりである「ピット」の歴代パッケージデザインの中から、5つのデザインがミニピット(XS)になったコレクションセットです。
私の物欲を刺激しまくる復刻デザインという言葉…。外箱の穴から覗くレトロなピットが可愛すぎて即注文しました。
トンボ鉛筆さんのプレスリリースによりますと、2万セット限定の販売だそうです。
*ピット50周年記念70、80年代の懐かしのピットをミニサイズで復刻「ピット復刻デザイン ミニコレクションセット」発売 | 株式会社トンボ鉛筆
パッケージデザイン好きの心が踊りまくるセット。並べていてとてもウキウキしました。
左から1番目と2番目:1971年 (昭和46年)発売の第1号
左から3番目:70年代 (昭和45年~54年)発売 香りピット
左から4番目:1977年 (昭和52年)発売 ピット事務用
左から5番目:1982年 (昭和57年)発売 ピットスーパー
ちょっとぼやけましたがパッケージは表裏でカタカナ表記と英語表記になっているものがあります。
トンボ鉛筆さんのプレスリリースの写真はカタカナ表記が前を向いているので、カタカナ表記が前かも…。
5本のうち、初代のデザインが好みです。シンプルなんですがレトロ感があってとても可愛いと思います。
こういう可愛い文房具、特に限定デザインはもったいなくて使えない病が発病しますが、スティックのりは中身を使い切ってもその身は残りますからちゃんと使えそうです。
ミニパンフレット付き
発売当時のリーフレットやピットシリーズの変遷が書かれたパンフレットもついていました。
こういう資料はとてもありがたい。
この商品の買えるところ
※記事を書いている時点での情報です。在庫がなくなってしまったり、取り扱いがなくなる可能性もあります。
価格が変わったり、店舗自体がなくなることもありますので、最新の情報をご確認くださるようお願いいたします。
実店舗
全国の文房具取扱店。
インターネット
主要ネットショップから購入出来ます。
限定商品ですので気になる方は早めに買っておきましょう。スティックのりですし、5本あっても無駄にはなりませんよ!
トンボ鉛筆の歴史をちょっとだけ
株式会社トンボ鉛筆さんは東京都北区に本社を置く文房具メーカーです。
わざわざ書く必要もないくらい有名な企業さんですし、糊のピットと並んで消しゴムなどの「MONO」ブランドも私たちの生活に当たり前に存在しています。
トンボ鉛筆さんの歴史は古く、1913年 (大正2年) 小川春之助さんが浅草に「小川春之助商店」を開業したことから歴史は始まります。
個人商店だった「小川春之助商店」から法人を設立し、会社名に 「トンボ鉛筆」という名前が入ったのは1939年 (昭和14年)のことです。当時は製造と販売の会社に分かれていました。
歴史が長すぎて全部は書けないので続きはトンボ鉛筆さんのWebサイトへどうぞ。
個性的な鉛筆
100年以上の歴史がある企業さんなので、創立100周年記念サイトでは「FLIGHT TO 100 トンボのキセキ」というこれまで発売された商品が閲覧出来るコンテンツがあります。
創業当時から文房具全般の流通をしていましたが、鉛筆の製造販売を主軸としていったそうです。
鉛筆がこれまた個性的で、1915年 (大正4年)にはセルロイドのステッキがついた「ステッキ鉛筆」、1919年 (大正8年)にはセルロイドの人形がついた「FunnyFace」が発売されています。
*トンボ鉛筆 | トンボのキセキ FLIGHT TO 100
FLIGHT TO 100 トンボのキセキを見ていて、1932年 (昭和7年)に鉛筆の形をした自動車の写真が掲載されていました。
広告用の自動車だと思いますがとても気になります。
ピット誕生
トンボ鉛筆さんの創立が1913年 (大正2年)、ピットの発売が1971年 (昭和46年)なので創立から58年経っているんですね。もうすぐ還暦。
ピットというブランド名は「ピッと塗って、ピッと貼れる」が由来です。
「ピット」は、トンボ鉛筆が「書く領域(筆記具類)」(1913年~)、「消す領域(消しゴム)」(1969年~)に続いて、1971年に「貼る領域(のり類)」へ事業を拡げた記念ブランドです。
*ピット50周年記念70、80年代の懐かしのピットをミニサイズで復刻「ピット復刻デザイン ミニコレクションセット」発売 | 株式会社トンボ鉛筆
口紅型というのも素晴らしいアイデアですよね。
当時はでんぷんのりが主流の時代で、 ご飯粒をつぶして代用したりするなど、ササッとのりづけするということが難しい時代でした。
そこに登場したピットは「手につかない・持ち運びが楽・速く乾く」という特徴があり、貼るという作業を飛躍的に快適にしました。
ブログの冒頭にも書いたようにピットは無意識に当たり前に使っているほどですし、50年と長く愛されています。
現在ではピットはトンボ鉛筆さんの「貼る」総合ブランドになっており、スティックのり・液体のり・テープのりが発売されています。
おわりのつぶやき
ロングセラーブランド、ピットの復刻デザイン ミニコレクションセット、の記事でした。
とっても可愛いデザインなので綺麗に大事に使いたいと思います。
こういうブログを書いている人間にとって、復刻デザインは実はとてもありがたい商品だったりします。
どういうことかと言いますと、昔にこんな素敵な商品がありましたという写真を載せたい時にメーカーさんの写真を勝手に使うわけにいかないので、復刻デザインがあれば資料として写真を載せられます。
ですので非常にありがたい商品です。
それでは、ごきげんよう。
商品情報
商品名:ピット復刻デザイン ミニコレクションセット
品番:PT-XSC5PL50
内容量:5g×5
メーカー:株式会社トンボ鉛筆
価格(税抜):500円
JANコード:4901991656411
原産国:ベトナム
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