私、いちごメイトになります。
ちょっと前からTwitterでサンリオさんの公式アカウントをフォローし始めました。
可愛いグッズを眺めるだけでも楽しいだろうなと思っていたところ、10日にいちご新聞9月号発売のお知らせを読みました。
いちご新聞は小学生くらいの頃に読んだ記憶があります。懐かしい!
9月号の付録がとても可愛く、価格も1部200円(税抜)とお安いので、20年ぶりくらいに買いました、いちご新聞。
いちご新聞 9月号
● 価格:200円(税抜)
● サイズ:横26.3cm・縦36.6cm
サンリオさんにとっては当たり前すぎて申し訳ないかもしれませんが、表紙がすっごく可愛い。
もうポスターじゃん!というくらい可愛い。
9月号は「サブキャラフレンズ特集」です。
キティやマイメロのお友達のプロフィールが掲載されており、サブキャラコンテストの結果も発表されています。
私のような薄いサンリオ好きが名前も知らなかったようなキャラクターが沢山います。
久しぶりに買ったので、サブキャラの名前が沢山載っているというのはある意味タイミングが良かったです。
ちなみにいちご新聞の読者のことを「いちごメイト」というそうです。
9月号の付録
付録はWE♥LOVE 缶バッジです。横幅が9.6cmくらいある、結構ビッグなバッジです。
付録…豪華…。
缶バッジのデザインは全10種類です。
マイメロとキキララも好みでしたが、MIXにしました。
缶バッジをロゼットにアレンジする方法が掲載されていました。
型紙や作り方も細かく書かれており、せっかくなので作ってみました。
いちご新聞ではフリルリボンで作っていましたが、家にあったのがレーステープとチロリアンテープだったので、あるものを組み合わせて作りました。
歪んでいますが、見て見ぬ振りしてください。
缶バッジがより可愛くなりました。さすがにこれをカバンにつけて歩く勇気はありません(笑)
付録をこうして活用出来るのは楽しいですね。まさかハンドメイドの記事まであるとは思いませんでした。
記事の内容が盛りだくさんでビックリ
▲ ポスターもついてます。しかも両面ポスター。
先程も書いた通り、ハンドメイド系の記事があったりと、いちご新聞はサンリオ商品の紹介だけでなく、内容は多岐に渡ります。
占いのコーナー・ポエムのコーナーなどもあります。
表紙をめくって一番最初の「いちごの王さまからのメッセージ」が良いですね。
いちごの王さまのメッセージは、サンリオの辻信太郎社長によって書かれています。毎月辻社長からのメッセージが読めるってなかなかユニークだと思います。
内容は時事的な要素を交えながら、いちご新聞のスローガンである「みんなで友情と思いやりの世界を作ろう!」というメッセージを伝えるものです。
もしいちご新聞を初めて買った時から愛読していたら、王さまからのメッセージを毎月読めたのに、もったいないことをしました。
もちろん、いちご新聞は広報誌としての役割もありますので、新商品も掲載されています。
お店で商品の写真は撮れませんから、カタログとして機能しますので、個人的にはとてもありがたいです。
それに加えてデザートの作り方や季節ものの記事があるのが素敵ですね。
お家の人と一緒に、いちご新聞に載っていたデザートを作ってみるのもとても良い経験になると思います。
なんでしょう、いちご新聞は中原淳一さんによって創刊された、「それいゆ」や「ジュニアそれいゆ」のようですね。
いちご新聞の買えるところ
実店舗
サンリオショップ・ショッピングセンターのサンリオコーナーで買えるそうです。一部のコンビニでもあるそうですが、正直見たことがないです。
インターネット
サンリオのオンラインショップから年間定期購読が申し込めます。
サンリオのお店が遠いという方には便利ですね。ただ付録は選べないそうです。
そもそもいちご新聞
いちご新聞はいちご新聞編集局が発行している月刊誌です。毎月10日に発売されています。
いちご新聞の創刊は1975年(昭和50年)と、40年以上に渡って発行されています。2019年9月が619号です。
〈ハローキティ〉がデビューした翌月の 1975(昭和 50)年 4 月,『いちご新聞』が創刊した。“ソーシャル・コミュニケーション”を経営理念に掲げるサンリオは,かねてより商品のユーザーである子どもたちと会社を結ぶ方法を探っていた。その媒体として選ばれたのが,新聞のかたちをとる機関紙である。
創刊時の『いちご新聞』は,タブロイド版 14 ページのカラー新聞。1部 100 円で,月2回(1 日と 15 日)発行された。
*『いちご新聞』にみる〈ハローキティ〉像の変遷 |関西国際大学機関リポジトリ
当時のターゲット層は小学生・中学生だったそうです。
ということは、キャラクターグッズは小学生・中学生が持つものだったという時代の現れでもあります。
現在は大人もキャラクターグッズを持つ時代ですが、その文化が出来上がったのもサンリオの影響だそうです。
一人の女子高生から『いちご新聞』編集局に手紙が届いた。友人や親から,キティちゃんグッズは子ども向けだから,集めるのはやめろと言われた。高校生でも集められるようなものをぜひとも作ってほしい,という要望だった。そこでデザイナーの山口は,当時流行していたモノトーンを採用し,「モノトーンシリーズ」を開発したのである。
*『いちご新聞』にみる〈ハローキティ〉像の変遷 |関西国際大学機関リポジトリ
1987年(昭和62年)にモノトーンシリーズは発売されました。
ハローキティは小中学生以上の年齢層からも支持されるようになっていきます。
それに伴いいちご新聞の読者層も、1990年代に20歳前後に変わって行きます。
いちご新聞の読者層
20年ぶりにいちご新聞を開き、最初にいちごの王さまからのメッセージを読んで思ったのは、「これ何歳が読者層!?」でした。
小学校低学年が読むにしては、漢字の全てにルビが振られているわけでなく、お話も国際情勢が絡んだりしていて、あれ、子供向けじゃないの!?と感じました。
先程引用した論文により、読者層は小中学生から20歳前後と変わっていったことが分かりました。
おそらく現在の読者層は20代後半、30代なのではないでしょうか。
どこからの引用か確証が取れていないのですが、「いちご新聞の読者層は20代~40代」というSNSの投稿も見かけました。
ハローキティというサンリオを代表するキャラクターが、キャラクターグッズを「子供の持つもの」から「大人も持つもの」に変化していったことで、読者層が変わっていったのだと思います。
もしかしたらですが、子供の頃読んでいた読者が大人になっても読んでいるということも一つの理由かもしれません。
また親子2代で読むことを考えられているような気もしなくはないです。
おわりのつぶやき
いちご新聞の中身は全ページ可愛くて、特に可愛いページは切り抜いてコラージュにしようと思います。
また、いちご新聞の表記で可愛いなと思ったのが、編集者のお名前が「~お姉さん」と表記されていることです。
でも私より年下のお姉さんもいるんだような(笑)
ものすごく久しぶりにいちご新聞を買って、私もいちごメイトになりたくなりました。これからは可愛いもの見たさに月216円払おうと思います。
商品情報
商品名:いちご新聞
巻号:2019年9月号 619号
発売日:2019年8月10日
発行所:いちご新聞編集局
著作者:株式会社サンリオ
価格(税抜):200円
JANコード:4901610173770