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お気に入りの雑貨・文房具集めました。

久しぶりにハイブリッドを使ったら書き心地にビックリしました。 [ Pentel ]

水性?油性?いいえ、中性ボールペンです。

Hybrid ハイブリッド ゲルインキボールペン [ Pentel(ぺんてる) ]

というのはぺんてるさんの「Hybrid (ハイブリッド)」が発売された当時のチラシのコピーです。

ハイブリッドはゲルインキボールペンのひとつの流れを作った名ボールペンとも言われています。

数年前に使ってしばらく存在を忘れていたのですが、Caplet (キャプレット)を購入した時にハイブリッドのことを思い出しました。

www.miagolare.pink

Hybrid ハイブリッド

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● 価格:100円(税抜)
● サイズ:全長 15.2cm・直径 0.8cm (グリップ部分)

ここ数年はメインで使うボールペンはノック式タイプを使うことが多かったので、普段使い用としては久々のキャップタイプです。

ハイブリッドは本体がスリムで無駄のないデザインが良いですよね。現在はの3色展開なのですが、なぜオレンジとかピンクとかがないの!?と思ってしまいます。
--- かつて絹物語やミルキーなどもありました。スタンダードなカラーが欲しいなぁ。

発売は1989年(平成元年)で、実は日本初のゲルインキボールペンというわけではありませんでした。
日本初というか世界で初めてゲルインキボールペンを開発したのはサクラクレパスさん(1984年)です。

ただ「ひとつの流れを作った」と言われているのも良くわかるくらい当たり前に知っている商品でした。

 

ハイブリッドの書き心地

Hybrid ハイブリッド ゲルインキボールペン [ Pentel(ぺんてる) ]

久しぶりにハイブリッドを使ってみて、こんなに書きやすかったっけ!?と驚くくらいの書き心地でした。

メモをする時は1画1画ではなくとにかくサラサラと雑にメモをするタイプですが、ハイブリッドは早書きしてもサラサラ書けます。
もちろん早書きではなくしっかり書く時も程よい抵抗があって書きやすいです。発色もすごく良いですね。

ハイブリッドだとキレイな字が書ける」と言われており、日本語特有のトメ・ハネなどを表現しやすい構造になっているそうです。

書き心地に感動して記載するのを忘れていましたが、ボール経は0.5mmです。

ゲルインキボールペンというのは水性と油性の良さをいいとこ取りしたインクなので、かすれずに滑らかに書けて、字が滲まずに最後まで書き味が変わりません。
ハイブリッドはこの特徴をしっかり現実にしています。

速乾性に関しては、紙との相性もあります。ほぼ日手帳のトモエリバーは乾くのに時間がかかる印象でした。 
これはハイブリッドだからというよりはゲルインキボールペンだからだと思います。

 

ハイブリッドの開発秘話

ぺんてるさんの設立は1946年(昭和21年)です。
「ぺんてるくれよん」(1955年発売)やもう一般名詞として使われいる「ぺんてるサインペン」(1963年発売)はあまりにも有名ですね。

そして1989年にハイブリッドが発売されます。開発秘話はこちらの記事に詳しく書かれています。

pentel.blog.jp

ハイブリッドは開発に4年かかった商品だそうで、これはペンの開発期間としては長い方だそうです。
--- 時代が違うのもありますが、36色展開のゼブラさんのカラーペン「クリッカート」の開発期間は約2年半です。

開発者がこだわったのは「中性」であることでした。当初から社内では「中性ボールペン」と呼ばれており、商品名の候補の一つが「ザ・中性」だったそうですよ。

水性ボールペンのように軽く書け、筆跡が瑞々しく、インクのボテがなく、一方で油性ボールペンのようにインキの残量がわかり、にじまず、最後まで一定の書き味であることだった。
ゲルインキボールペンの大きな流れを作った「ハイブリッド」 : 表現の道具箱

まさに「ハイブリッド」。

中性なのはインキだけではなく、ペン先のチップ作りも中性なのだそうです。

ボールとそれを支えるパーツとの間には、わずかなすき間がある。そのすき間からインクが出てくる。粘度の高い油性の場合は、そのすき間が限りなく狭くなっている。水性の場合は逆に広い。
「ハイブリッド」では、そのちょうど中間くらいになっている。
ゲルインキボールペンの大きな流れを作った「ハイブリッド」 : 表現の道具箱

 

キャップへのこだわり

Hybrid ハイブリッド ゲルインキボールペン [ Pentel(ぺんてる) ]

カチッと閉まるこのキャップのデザイン良いなー、というような感想しか持っていましたせんでした。

ハイブリッドはキャップも作り込まれています。

キャップを締める時、ボールのすき間から内部に空気が入り込んでしまうことがある。空気が入るということは、次に書き出す際にインクが出にくい、かすれを起こしかねない。

「ハイブリッド」のキャップでは、その対策がしっかりと講じられている。キャップの内側上部にインク色をしたパッキンを備えている。これでチップ全体を覆ってから、さらに押し込んでカチッとはまる構造。これでペン先に空気を取り込むことを防いでいる。
ちなみに、キャップの内面に数カ所の溝が掘られており、空気の絶妙な調整の役割を果たしている。
ゲルインキボールペンの大きな流れを作った「ハイブリッド」 : 表現の道具箱

キャップの使い心地まで意識出来ていませんでしたね。

何も気にすることなく、当たり前に違和感なく使えるというのは、開発者の努力があってこそなんですよね。
ありがたいですね。

 

この商品の買えるところ

※記事を書いている時点での情報です。在庫がなくなってしまったり、取り扱いがなくなる可能性もあります。
価格が変わったり、店舗自体がなくなることもありますので、最新の情報をご確認くださるようお願いいたします。

実店舗

文房具店。今は分かりませんが、一時期コンビニで普通に売っていた時期がありました。

 

インターネット

Amazon楽天Yahoo!ショッピングWowma等で購入可能です。

おわりのつぶやき

懐かしいミルキーとメタリックカラーが販売されています。

ぜひ他の色も販売してほしいなぁと思います。

ハイブリッドのデザインとインクでオレンジ・ピンク・水色とかがあったら絶対買うんだけどなぁー。

ただの妄想でした。

 

商品情報

商品名:ハイブリッド
品番:K105-GA
カラー:黒
メーカー:ぺんてる株式会社
価格(税抜):100円
JANコード:4902506113696
原産国:日本


商品名:ハイブリッド
品番:K105-GC
カラー:青
メーカー:ぺんてる株式会社
価格(税抜):100円
JANコード:4902506113719
原産国:日本

3色とも替芯があります。
黒〈KF5-A〉・赤〈KF5-B〉・青〈KF5-C〉。パック入りは頭に「X」が付きます。

 

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