名前を忘れてしまった本を読んでいて、「ニッチング手芸」という商品を知りました。
パッケージのお花が可愛くて、可愛いなー欲しいなーと思っていたら、見つけました。
懐かしいリリアンです。お花がとっても可愛い。そしてこの全体から漂うレトロ感がたまらない。
リリアンをしなくても欲しくなってしまうようなパッケージが魅力です。
ニッチング手芸
5本のピンのついた編み機がニッチングで、針・糸10色・説明書がセットになっています。
ニッチングは8cmほどと片手で持つサイズです。パッケージの外寸は、縦9.8cm・直径8.8cmです。
価格は550円で購入しました。
メーカーは株式会社イトウさんという、台東区浅草橋にある、おもちゃを製造している企業さんだそうです。
浅草橋は問屋街ですし、お隣の蔵前にはおもちゃの問屋街があったはずです。
中は2段構造
フタを開けると、6色の糸を収納するパーツがあり、それを取ると写真のような構造です。
小さいけれど無駄なく収納出来るようになっています。
糸は赤2色・ピンク・黄色2色・緑・水色・紫2色・白の10色です。
黄色と紫は薄い色と濃い色なのですが、赤は同じなような…違うような…というくらい違いが分かりません。
リリアンの言葉と存在
昨日更新した記事より
厳密にいうと、リリヤンとはレーヨンを編んだ紐のことですが、編み機を使って紐状のものを作ること自体をリリヤン(又はリリアン)と認識されていると思います。
--- 編み機自体もリリヤンと言っていました。元々糸の名前から、使う道具の名前を表し、ある作業自体のことを表すそうになり、いつのまにか「リリアン」という言葉に変わるという面白い変化をしています。
ちなみにリリアンで使う5本のピンのついた編み機にことはニッチングと言うそうです。
リリアンは戦後、女の子達の間で大流行したそうですよ。
編み物を誰でも出来るものにしてくれる毛糸deリリアン [ Daiso ] - miagolare
私はリリヤンという言葉の方が印象に残っていましたが、現在一般に使われる言葉として定着したのは「リリアン」でした。
リリアンは女の子がやるものです。ですので、おもちゃを作っている企業さんが製造しているのでしょうね。
実際ニッチング手芸を調べてみますと、昔ながらの子供のおもちゃを販売しているお店に置いてあったりします。
リリアンは小さなパッケージでダイソーなどでも販売されており、これなら駄菓子屋さんにも置いてあるかもしれません。
もしかしたら、手芸の入り口にリリアンがあったのかなと思います。
この商品が買えるところ
実店舗
私はスーパーの一角に期間限定で出店していた手芸屋さんで見つけました。チャコなどレトロなパッケージの商品も販売していて、欲しかったですが耐えました。
手芸屋さん、又は駄菓子屋さんに置いてありそうです。
インターネット
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Wowma等で購入可能です。
意外と売っていました。まだ生産している商品なのかもしれません。
ただこういった商品はいつ製造が終わってしまうのかと気になってしまい、使うのがもったいないと思ってしまいます。
商品情報
商品名:ニッチング手芸
メーカー:株式会社イトウ
購入価格(税込):550円
JANコード:4905143000053
原産国:日本