なかったら、作ります。
数年前、リサイクルショップで黒電話を買いました。実際に使うわけではなく、インテリアとしてです。
--- お店のおじさんにも「インテリアですか?」と聞かれました。はいそうです。
それから丸裸のまま使っていたのですが、黒電話が現役で活躍していた時のように、カバーをかけて使いたいと思いました。
ヤフオフ・メルカリなどを探してみたところ、どうもいい感じ商品がありません。メルカリはほぼゼロでした。
あんまりお金をかけずに、黒電話のカバー、又はテレフォンカバーを手に入れるにはどうすれば良いのかを考えました。
そして思いつきました。ないのなら、作ればいいと。
今回のモデル
ビフォー写真を撮り忘れ、カバーを外してから撮影しました。なんか繊維ついてます。放置気味で細かい埃もついてます。
こちらの可愛い黒電話さん、600型自動式卓上電話機というと思います。1962年(昭和37年)から商用試験が開始されたそうです。
裏面に貼られているシールには「600-A1 電話機 S」と記載されています。「78・Y E」と書かれていたのは、78年製造ということなのでしょうかね?
そしてちゃんと「日本電信電話公社2」と書かれていますよ。
ざっくりハンドメイド*黒電話カバー
こちらが完成形です。ちょっとサイズが大きかったのですが、カバーとしては機能しています。
ちなみに背中はゴムしか通っていないので、びんぼっちゃまスタイルです。
準備するもの
● キッチンクロス
● 型紙用のナイロン
● 平ゴム
● マジックテープ
● 裁縫道具
● ミシン
最初は花柄の布で作ろうと思ったのですが、切りっぱなしで大丈夫な生地の方が作りやすいので、フライングタイガーのキッチンクロスで作ることにしました。花柄がとっても可愛いですよね。
ざっくりとした工程
ナイロンの生地を黒電話に合わせながら、型紙を作っていきます。正面、サイド、受話器部分と結構ざっくり作ります。
型紙を作ったらキッチンクロスと型紙通りに切って、ミシンで縫い合わせます。電話の背中の部分にはゴムをつけます。受話器の部分はマジックテープで留めただけです。ものすごくざっくりとしています。
完成
完成です。市販品のカバーは細かいところも綺麗に作られていますが、私は非常に簡略化したものを作りました。
実際に電話として使うとしたら、受話器を持ち上げるたびにずれてしまって、カバーとしては機能しません。
完成度の低さが、フライングタイガーのキッチンクロスのデザインの可愛さで色々とごごまかしている気がしなくもないです。
まぁ出来たからいいなと思います。