西口に東武百貨店、 東口に西武百貨店があるという謎構造な池袋は、日本有数の繁華街です。
新しい建物ばかりというわけでもなく、古い建物なども残っています。
昭和にタイムスリップ出来るようなレトロな喫茶店も残っており、東口にある「タカセ」もその一つです。メインが喫茶室というわけではないのですが、落ち着いた雰囲気でとても入りやすいのが魅力です。
タカセさんは大正9年(1920年)創業の歴史ある洋菓子店です。池袋本店のビルは、1階が洋菓子やパンが購入出来る店舗、2階が喫茶室、3階がレストラン、9階がコーヒーラウンジとなっています。
目的によって使い分けられるという面白い構造になっています。
1階のお店で販売しているパンの中でも、袋に個包装されているパンがあり、この袋のデザインがレトロでとっても可愛い。
タカセのレトロパン
タカセのハチミツパンとスイートブレッドです。パッケージのレトロ感がとても可愛い。
この2種の他にも個包装されているパンはありますが、食べ切れるか心配だったのでひとまず2つ買いました。
ほぼパケ買いです。ただそこは老舗洋菓子店のタカセです。パケ買いしても問題ないくらい味は確かです。
ハチミツパン
オレンジのパッケージが素敵なハチミツパン、180円(税込)です。意外と安くてびっくりしましたね。
横幅を測っておいた方が大きさが分かりやすいのに、すっかり忘れてしまいました。
中は空洞の多いタイプではなく、食べごたえのあるしっとりとしたパンで、フカフカ柔らかい触感です。
口に入れた瞬間は「アレ味する?」と思いましたが、もぐもぐしているとほどよい甘さが感じられます。
よく考えたら、口に入れた瞬間にはっきりと味のするパンは味が濃すぎますよね。
スイートブレッド
スイートブレッド、食パンです。こちらも180円(税込)でした。
十字のような、パッケージの模様がいいですね。チューリップを模したと思われるデザインも素敵です。
スイートブレッドも柔らかくて美味しいです。ただハンバーグを挟むハンバーガースタイルで食べたのはもったいなかったような気がします。
残りは冷凍したので、こちらはシンプルに食べます。
ビニール袋も可愛い。
パンを買った時に入れてくれる袋のデザインも可愛い。せっかくなので写真を撮っておきました。
タカセのパンが買えるところ
実店舗
タカセさんは都内に池袋本店・東池袋点・南池袋店・巣鴨店・板橋店の5店舗があります。
*店舗案内|タカセ洋菓子
インターネット
オンラインショップがあるにはあるのですが、メインで販売されているのは洋菓子でした。
ただパンの配送も可能らしく、個別に問い合わせる形のようです。
*パンの配送について | タカセ洋菓子 オンラインショップ
おわりのつぶやき
タカセさんのWebサイトを見ていたら、洋菓子のパッケージも可愛いのでまた行って買おうと思います。
タカセさんの喫茶室はお客さんの年齢層が高いので、地味子の私でも気兼ねなく利用出来てありがたいです。
コーンフレークの入っていないパフェもありますし、いつまでも池袋にいてほしいです。
ちなみにですが、レトロな東京クインさんのプライコースターの青色が使われています。
売っている場所が分からなかった頃は、コースターを持って帰ったりしていました。
1枚だけ欲しいという方は、ぜひコースター目当てにお茶をしに行くのもおすすめです。