トイレットペーパーのことを「ちり紙」と言う方がいます。
日本では昭和時代後半まではちり紙がティッシュペーパーやトイレットペーパーの役目をしていた。
*ちり紙 - Wikipedia
こういった時代があったため、トイレットペーパー=ちり紙と言う方がいます。
新聞を古紙回収に出すことを「ちり紙交換」と言うのは、実際にちり紙と交換していた頃の名残ですね。
--- 現在はちり紙ではなくトイレットペーパーと交換ですね。
私はちり紙という言葉を知っていましたが、実物を見たことはありませんでした。
消えゆく存在…と思いきや、未だに介護施設やペット用として使われているそうです。根強いファンもいるようですよ。
そんなちり紙との初対面は、商店街にあるスーパーでした。
可愛いベルスター
スーパーの棚で見つけた時「この可愛いパッケージの商品は一体何!?」と思いました。
実はちり紙ということが分からなかったんですよね。お恥ずかしい。
商品の文言を読んで「あぁトイレで使うやつね」と理解出来ました。
レトロなロゴといい、赤いお花といい、デザインがとっても可愛くて買って帰ることにしました。
価格は350円くらいだった記憶があります。レシートを紛失しました。
紙一枚のサイズは縦16cm・横22cmの長方形で、800枚入りです。
トイレットペーパーしか見たことのない方は、これは一体?と思うかもしれませんが、柔らかくて水にもよく溶けますので、ちゃんとトイレで使えますよ。
横から見ても可愛いです。
パッケージには「ベルスター」としか書かれていません。ネットで販売されている商品には「ベルスターソフト」掲載されていますので、一応多数派に寄せようと思います。
ベルスターのメーカー
ベルスターを製造しているのは、静岡県富士市にある高野製紙工業株式会社さんです。
企業サイト等はないようで、住所と電話番号しか分かりませんでした。
意外と可愛いちり紙
高野製紙さん以外にも、ちり紙を製造しているメーカーはまだありまして、その中の一つであるコトブキ製紙株式会社さんのQ&Aページに、ちり紙についての記載がありました。
ちり紙は、どんな用途に利用されていますか?
ちり紙は、トイレットペーパーのように両手で適当な長さにカットする必要がなく、片手で適量をとれるのが特長です。そのため、「トイレにはちり紙」というファンもいらっしゃいますし、保育園や介護施設等でのご利用、ペット用としてのご利用など、幅広く現在もご利用いただいております。珍しいところでは、蕎麦の栽培キットにも利用されています。
蕎麦の栽培キットは珍しい(笑)
そんな未だに使われているちり紙ですが、Googleで「ちり紙」と検索してみますと、なんともレトロで可愛らしいパッケージの商品がヒットします。
ちょっとちり紙を集めたくなって来ました。
ベルスターの買えるところ
実店舗
比較的高齢者が多く住んでいると考えられる地域のスーパーで販売していました。
ちり紙自体はスーパーや薬局で販売しているそうです。地域やお店によって置いてある商品は異なります。
インターネット
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Wowma等で購入可能です。
2019年5月28日現在、楽天とYahoo!ショッピング以外は20個セットのみが販売されています。
おまけ
お尻を拭く道具については、下記の記事に詳しく書かれていました。ちり紙についても書かれています。
商品情報
商品名:ベルスターソフト
枚数:800枚
メーカー:高野製紙工業株式会社
価格(税抜):350円前後
JANコード:4977944030010
原産国:日本