キャンドゥでレトロ可愛い缶切りを見つけました。
先日100円ショップのキャンドゥで、レトロな缶切りを見つけました。
パッケージもとっても可愛くて、改めて100円ショップは侮れないと思います。
ゼット缶切
● 価格:100円(税抜)
● サイズ:縦 6.6cm・横 4cm
ひょうたんの形が可愛い、プリンス工業さんのゼット缶切です。色は緑色です。本体の部分が赤いものもあるようです。
中径缶用缶切らしく、小径缶(55mm以下)には使用しないようにとパッケージに書いてありました。
刃のサイズがあるんでしょうかね?
パッケージが可愛い
箱もすっごく可愛い。
箱に商品説明が書いてあります。
ゼット缶切は缶のふち際に刃を差し込み把手を上下に内側に動かす事により楽に缶が美しく切れます。
「把手」は「はしゅ」と読みます。取っ手のことだそうです。私は読めませんでした。
プリンス工業さんのWebサイトには、60周年を迎えると書いてありました。ただ何年に60周年か分かりません。
60年以上発売されている商品ということは確かです。
パッケージのデザインも当時のままだそうですよ。
*Z Type Can Opener | プリンス工業公式ウェブサイト
プリンス工業株式会社について
ゼット缶切のメーカーは新潟県三条市にあるプリンス工業株式会社さんです。1964年(昭和39年)に高誠製作所として歴史をスタートさせました。
三条市といえば、金属加工で有名ですね。「燕三条といえば金属加工」と聞いたことがあります。
燕三条とは燕市と三条市一帯の総称で、新潟県のほぼ中央に位置。家族経営を中心に小規模な金属加工企業が多く集まり“日本で一番社長が多い町”と呼ばれるエリアです。
「燕三条でつくれない金物はない」。産地の人々は誇りをもってそう語ります。なぜここで、金属加工業が盛んになったのか、その理由は、風土から読み解くことができます。
*「金属加工の燕三条」原点はクギでした/新潟・燕・三条 | Discover Japan | ディスカバー・ジャパン
プリンス工業と山谷産業のコラボレーション
どちらも三条市にあるプリンス工業さんと株式会社山谷産業さんがコラボしたZ缶切が発売されていました。
株式会社山谷産業さんのECサイトである、村の鍛冶屋さんで見つけました。
赤と緑のカラーだったゼット缶切が5色になり、パッケージも可愛くなっています。
コラボ商品は100円前後ではなく、500円くらいの価格です。
こちらの商品ページにゼット缶切の歴史が書かれていました。
ゼット缶切は、昭和20年代後半に高野善吉さんが考案しました。世界初のテコ式缶切りだそうです。知らなかった…。
ゼットは善吉の頭文字から、またアルファベットの最後の文字であることから、これ以上は無いとの意味でつけられました。
『ひょうたんは縁起物だから』ということからひょうたんの形になりました。
*【楽天市場】【燕三条製】(Z缶切)レトロかわいい村の鍛冶屋×プリンス工業がコラボ!60年以上のロングセラーを鍛造ペグと同じ色にしました!未来を開く試験のお守りとしても使えますレトロかわいい缶切りです結婚式のプチギフトに最適【ネコポス可能】:村の鍛冶屋
高誠製作所が創業する前に考案されていたんですね。
先程ゼット缶切は60年以上の歴史があると書きました。 パッケージも商品の形も変わらず、5000万個以上生産されているとのことです。
それが100均に売っていました。なんてこったい。
この商品の買えるところ
実店舗
キャンドゥで見つけました。品揃えは店舗によりますので、すべてのキャンドゥさんにあるかどうかは分かりません。
インターネット
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Wowma等で購入可能です。
おわりのつぶやき
まさかと言っては失礼かもしれませんが、こういったグッズが100円ショップに売っているとは思いませんでした。
今では缶切り自体を使うことが減りました。時々フルーツの缶詰を開けるのに使うくらいです。
ただプルトップ式の缶詰よりも、缶切りで開ける缶詰の方が賞味期限が長いらしいですよ。
保存食としては缶切りで開ける缶詰の方が優れているのですね。
災害の多い国に住んでいるので、ゼット缶切とセットで購入しておくと良いかもしれません。
商品情報
商品名:ゼット缶切り
品番:DR 303558
サイズ:40×65×23mm
材質:本体 普通鋼メラミン焼付け塗装/刃部 炭素鋼焼入れクロームメッキ
メーカー:プリンス工業株式会社
価格(税抜):100円
JANコード:4953624001044
原産国:日本