昔ながらの喫茶店で使われていそうな、レトロなシュガーポットは素敵です。
ナショナルの懐中電灯に続き、祖母の家から貰ったものです。
レトロ好きにとって、祖母の家というのは宝の山ですので、古くて可愛いものに出会えます。
戸棚に置いてあった花柄が可愛いガラスのシュガーポットもちゃっかり貰って来ました。
可愛いシュガーポット
持ち手とフタの部分がステンレスになっているシュガーポットです。持ち手を倒すとフタが開く仕組みになっています。
そこがいいですね。用事もないのにパカパカと開閉したくなります。
貰い物なので価格は不明です。高さは13.5cmちょっとで、底の直径は10.5cmでした。
プリント部分のアップです。
こういったガラスに花柄がプリントされているレトロな製品は、どちらかとポップな花柄が多いという印象ですが、こちらは和風のテイストも残っている気がします。
何の花が元になっているのでそうかね?
フタに少しだけ空間があるのは、スプーンのためのスペースですね。
シュガーポットはボタンを収納するのに使っており、中身が入ったまま撮影するというアホなことをしてしまいました。
空っぽにしてから写真を撮ればいいのに…。
シュガーポットのメーカー
メーカー探しが難航するかと思いきや、シールが貼ってあったのすぐに分かりました。
シールにはMに鷹が乗っているマーク、その下に「M TAKA」と書かれており、検索してみたところ、株式会社エムタカさんであることが分かりました。
シールが一部剥げているため不鮮明なところがあり、MとTAKAの間にハイフンが入っているかもしれません。
エムタカさんは東京都葛飾区にあり、1934年(昭和9年)創業・設立1958年(昭和33年)のメーカーさんです。
シンプルで使いやすいテーブルウェアを製造しています。カタログを眺めてみたところ、調味料入れのラインナップが幅広いです。
シュガーポットの製造年
同じエムタカさんのレトロなシュガーポットを探すために、「エムタカ シュガーポット」「エムタカ シュガーポット レトロ」等で検索をしても、お花がプリントされているタイプのシュガーポットはヒットしませんでした。
まさか他のエムタカ製品のシールだけ貼ったなんてことないよなぁ…と思いつつ、「エムタカ シュガーポット 花柄」と検索してみたことろ、ピッチャーがヒットしました。
商品は違いますが、可愛い花柄がプリントされているところは同じです。
こちらの商品は70年代に製造されたそうなので、シュガーポットも70年代と考えられます。
おわりのつぶやき
アデリアの花柄食器類はGoogleで検索すると結構ヒットするのですが、エムタカさんのはほぼヒットしませんでしたね。
なのであまり得られた情報がありませんでした。
エムタカさんのカタログを眺めていますと、アレこれ飲食店で見たことあるかもというような製品がありました。
個人的にはピッチャーとバターポットが好みです。
ガラス製品が好きな方はぜひカタログを見てみてください。眺めているだけでも楽しいです。