ある日、私は定規が欲しくなりました。
定規自体はどこにでも売っていますが、せっかく使う道具なのでデザインは自分が好きなものが良いと思い、ネットで探していました。
Swimmerの定規がメルカリに出品されているかも!と検索していました。
あるにはありましたが気に入ったデザインのがなく、「定規 レトロ」などと検索していたら見つけました。
見つけました、折尺(おりじゃく)
折尺(おりじゃく)です。可愛い!色合いも数字のフォントもとても可愛らしいです。
折りたためる物差しですね。
こんなにコンパクトになります。
折りたたんだ状態だと横幅が20cmくらいになります。
伸ばすと1mあります。写真は一部しか撮っていませんが。
撮影するのを思いっきり忘れましたが、裏側にも目盛りがついていて、上がセンチで下側はおそらく「寸」だと思います。
30cm近辺に10のメモリがあり、10寸=30.303なので寸の目盛りだと思われます。
折尺の意味
折りたためる物差しということしか知らなかったので、折尺の意味をコトバンクで検索してみました。
折り尺(読み)おりじゃく
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
折り畳みのできる物差し。通常は木製、幅2センチメートル、長さ1メートル程度のもので、約20センチメートルごとにピンで結合され、そこから折り曲げることができる。
使用しないときには畳んで短くし、携帯に便利なようになっている。職人や建築家、その他の技術者が建物や機械の概略の寸法を測るとき、また機械の据え付け位置を決めるときなどの寸法測定に使われる。
最近は、折り尺よりも金属製の巻尺のほうが多く使用されるようになった。[中山秀太郎]
*折り尺(おりじゃく)とは - コトバンクより (改行は筆者)
--- 折尺と折り尺の表記の違いについてはよく分からなかったので、この記事では折尺に統一します。
最近は巻尺の方がよく使われていますし、折尺自体がどちらかというと古い道具なので、レトロなという言葉をつけるのが正しいのか微妙なところではあります。
ただ大工さんの道具を専門に扱っているお店のネットショップで売っていますので、まだ現役で使われている道具のようです。
完全に古道具に分類されるのかと思っていましたが、新品の商品も販売されています。
折尺のメーカーが分かりませんでした。
私が購入した折尺には、「ODAWARA」「KATO」そして○のなかにひらがなの「か」、その○には羽が生えているロゴというヒントがありました。
Google先生に聞いてはみましたが、はっきりとした情報には辿り着けませんでした。検索する技術が乏しい。
おそらく「かとう」というメーカーさんの商品だと思います。
折尺の買えるところ
実店舗
分かりません。ホームセンターで売っていたりするのでしょうか。
インターネット
・Amazon
・楽天
・Yahoo!ショッピング
・ヨドバシ.com
古いものはヤフオクやメルカリでも購入出来ます。メルカリでは300円で販売していました。
新品のものはグラスファイバーなどの素材で出来ているものが多いようです。
古いものは木製が多いですが、スレンレスや真鍮で出来たものもあるそうですよ。真鍮の折尺なんておしゃれですね。