ミルキーはママの味~♪
子供の頃から当たり前にあるお菓子の一つがミルキー。濃厚なミルクの味がとても美味しくてつい食べすぎてしまいます。その味は「ミルキー味」と表現してもきっと通じます。
そして可愛いペコちゃんのパッケージもミルキーの魅力の一つ。
ミルキーは2021年(令和3年)に発売70周年を迎え、昔のミルキーのパッケージの復刻版が登場しました。
ミルキー 70周年復刻パッケージ
#ミルキー発売70周年🍬
— 不二家【公式】 (@fujiya_jp) March 17, 2021
期間限定で復刻パッケージになったよ~😋
1959年頃~現在までの全5種類!
皆はどれが一番親しみあるかなぁ?
個包装もリニューアルして、相性占い等の楽しい仕掛けがいっぱい🌟
もちろんペコはポコちゃんと相性バッチリだったよ💕
▼詳しくはコチラhttps://t.co/AcDCJRmpsn pic.twitter.com/UQ0MVNMpPz
こちらの不二家さんのツイートが3月なので、この時期に発売だと思います。期間限定とのことですが、Twitterで検索したところ9月30日に店頭で購入している方がいました。私は7月頃買いました。
パッケージの種類は全部で5種類です。1959年頃~現在までのパッケージの歴史も感じられます。
・1959年頃(昭和34年)
世代的にはあまり馴染みのない昔のペコちゃんです。申し訳ないですが、ちょっと怖いと思ってしまいます…。
・1971年頃(昭和46年)
お顔はもう今のペコちゃんですね。59年頃のデザインも色の塗りが絵画っぽい感じがあります。
・1990年頃(平成2年)
・1994年頃(平成6年)
平成初期の2つは、私が知っているペコちゃんのイメージです。現在のデザインと比べますと、平成初期なのに漂うレトロ感…。
・現在
ペコちゃんお顔が明るく少々立体的になったような印象もあります。
皆さんお気に入りのパッケージはあるでしょうか?
ミルキー 70周年復刻パッケージ 購入品
● 価格:200円(税抜)
71年頃と現在の2つを購入しました。もうこの状態が可愛いです。お菓子なのにこのまま飾っておきたくなります。(いや、食べよう。)
・1971年頃
ペコちゃんのイラストはもちろん、背景の個包装の写真がとても可愛くて選びました。
個包装のデザインは1971年頃のイメージだそうです。実際にこのデザインだったかどうかは分からないということなのでしょうかね?
個包装のデザインの歴史も気になるところです。
左下に「ペコちゃん」と書いてあるのも良いですね。
・現在
このパッケージだけを見ていたら何も思わないのですが、昔のパッケージと比べると現代という感じがします。今らしくポップな可愛さですね。
包み紙も可愛いミルキー
ミルキーと言えば包み紙もとても可愛いです。この包み紙だけロール状にして売ってくれないんですかね?
この包み紙のデザインのグッズは色々と販売されていますが私はこの包装紙のが欲しいです。
ミルキー、集合させるとすっごく可愛いです。
この商品の買えるところ
※記事を書いている時点での情報です。在庫がなくなってしまったり、取り扱いがなくなる可能性もあります。
価格が変わったり、店舗自体がなくなることもありますので、最新の情報をご確認くださるようお願いいたします。
実店舗
スーパー・ドラッグストアなど。
インターネット
ミルキー自体は色々なネットショップで買うことが出来るのですが、復刻パッケージなのかが分かり辛いです。
絶対に欲しいデザインがある場合は店頭で買うのが良いです。
ミルキーと不二家の歴史
歴史のお話を少しだけ。
ミルキーが発売されたのは1951年(昭和26年)です。ちなみにペコちゃんの誕生は1950年(昭和25年)です。
ミルキーはペコちゃんが最初に使われた商品でもあるそうですよ。
不二家さんの歴史の始まりはそれより前の1910年(明治43年)までさかのぼります。まさかの明治でした。
この年の11月、藤井林右衛門氏(ふじいりんえもん)が横浜市元町に洋菓子店を開店しました。
12月はクリスマスケーキを発売しています。明治にはもうクリスマスケーキがあったんですね。
昭和初期にはフランスキャラメルやハートチョコレートなどが発売されます。
先日記事にした明治ミルクチョコレートもそうでしたが、不二家さんも戦争の影響を受けたそうです。
戦争によって不二家も様々な物を失いました。戦時中に出征などで従業員が減ってしまい、材料も不足してお菓子を自由に作れない状態が続きました。さらに、空襲によって都市部にあった店舗やお菓子を作る工場はほとんど焼けてしまったのです。そんな中、静岡県の沼津工場にあったボイラーが一基焼け残りました。
こちらのボイラーにて、水飴の製造を始めたのが、戦後のお菓子製造の大きな足がかりになりました。
*ペコちゃん&ミルキー秘話 | 70seeds
この水飴がミルキーの誕生につながったそうですね。
終戦直後は食糧難でありながらも、水飴と練乳の製造を始め、2年の歳月をかけてキャンディーを完成させます。
「暗い世相と子どもたちを、『ママの味』で明るくしたい」「母親が安心して幼児に与えられるお菓子を作りたい」という創業者藤井の思いが強く反映されました。
*ペコちゃん&ミルキー秘話 | 70seeds
「ママの味」は当時からのキャッチコピーです。
昭和25年、当時はまだ原料の砂糖や牛乳も高かったにも関わらず、練乳を50%近く使用するという商品でした。
開発段階ではミルキーではなく「ジョッキー」という名前だったそうです。
ミルキーの方が絶対可愛い。ミルキーは「牛乳そのままの味を生かした」というイメージです。
「発売当時は、洋菓子店を中心とした直営店の運営が主力事業であり、不二家の商品が購入できる店舗は限定的だったんです。そんな中、卸売り(一般の小売業への販売)商品として全国発売したところ、瞬く間にたくさんの子どもたちやお母さま方に支持されるヒット商品となり、不二家の名を全国に浸透させる役目を果たしました。ミルキーというネーミングと、ミルクをイメージした白い見た目や丸い形、味わいが合致したことで、当社の思いがお客様へ届いたのではないでしょうか。また、ペコちゃんやポコちゃんといったキャラクターが描かれたパッケージも当時には新しさがあったのではないかと思います。不二家の看板ともいえるペコちゃんポコちゃんを全国に広めることにもつながりました」
*70周年迎える「ミルキー」の秘密 ほとんど知られていない激レア柄も存在(オリコン) - Yahoo!ニュース
こうしてミルキーが不二家を代表する商品となっていったのですね。
不二家さんは歴史がとても長いので、全ては書ききれないので不二家さんのWebサイトをご覧ください。
*不二家の歴史(明治から終戦)|会社案内|会社・IR情報|株式会社不二家
不二家の公式サイトでも明治から終戦、終戦後から昭和、平成から現在と3つに分けられているので、前期・中期・後期と分けて良さそうですね。
おわりのつぶやき
可愛くて美味しい素敵なミルキー。食べ始めるといつの間にか一袋全部なくなっているという魅惑の食べ物でもあります。
そんなミルキーで気になっていることは、ミルキーに銀歯を取られたことがある人の割合がどれくらいなのか、です。
10000人くらいにアンケート取って聞いてみたい。
Twitterで検索してみたら「銀歯泥棒」と言われていて笑ってしまいました。
「ミルキーは 子供の銀歯をえぐり取り 歯医者が儲けるために開発された悪魔の実です」というツイートも(笑)
何度銀歯を取られようが食べたくなる、それがミルキー。
それでは、ごきげんよう。
商品情報
商品名:120gミルキー
名称:キャンデー
内容量:120g
メーカー:株式会社不二家
希望小売価格(税抜):200円
購入価格(税抜):200円
購入場所:ドラッグストア
JANコード:4902555110660
原産国:日本
製造所:株式会社不二家富士裾野工場
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