小さいけれど、普通にプリンです。
ダイソーでとっても可愛いプリンを見つけました。プリンとサクランボのデザインがとっても可愛い。
一口サイズの小さいプリンが3連2列の6個セットになっていまして、それが100円で買えるというお得感もあります。
プチプリン
すっごく可愛い。プリンとサクランボの組み合わせは素晴らしいですね。
ダイソーで見つけた時、今までなんでこんな可愛い商品が売っていたのに気が付かなかったなんて…と思いました。
ダイソーのお菓子売り場、盲点でしたね。
こちらのプチプリンは石川県にあるみやけ食品さんの製品です。石川・能登の卵を使用して作られています。
販売しているのは株式会社菓楽さんです。
お菓子として食べるのはもちろんなのですが、一口サイズなので、お弁当のデザートに入れることも出来ます。
市販の服薬ゼリーが嫌いなお子様用に買ったという口コミも見つけました。賢い!
お家でパフェを作る時にも使えるかもしれませんね。それはもうパフェじゃなくてプリン・ア・ラ・モードでしょと言われるかもしれませんけれど。
プチプリンの凄さ
レトロ可愛いパッケージが魅力的なのはもちろん、プチプリンはちゃんとプリンなのが凄い。
プリン風味のゼリーではなく、まさしくプリンです。
にも関わらず、常温で保存出来ます。プリンは冷蔵保存するものだと思っていたので、常温で置いておけることが驚きですね。
元々は別の会社が製造していた
*みやけ食品に受け継がれたお宝駄菓子「プチプリン」 | あまのや繁田商店ほっとらいん
こちらの記事によりますと、元々はキク株式会社さんが製造していたそうです。
『まだある。今でも買える"懐かしの昭和"カタログ~食品編 改訂版~』には当時の写真が掲載されおり、
サクランボの上に赤字で「キク」と書かれていました。発売年は1984年(昭和59年)です。
堂々とした模倣!?ではなく、キクさんが使っていた機械を、みやけ食品さんが譲り受けたそうです。
そういったことは菓子業界ではよくあることなのだそうです。その場合、パッケージを変えることが多いらしいですが、みやけさんはキクさんの名前を消しただけでした。
記事を書いた方も「ナイス判断」とおっしゃっていますが、私もそう思います。
こんなに可愛くてバランスの良いパッケージをそのまま残すというのは、素晴らしい判断です。
『まだある。』には、
通常のスプーンでは容器の口にぶつかってすくうことが出来ないほど小さいため、専用の極小スプーンが付属する。
と書かれていました。
ダイソーで販売されているプチプリンにはスプーンはついていませんでした。
メーカーさんが変わった時にスプーンがなくなったのか、ダイソーで販売されているものにはスプーンがないのかは不明です。
子ども時代、「ヨーグル」を食べながら「これのもっと大きいヤツがあればいいのに」と思った人は多いと思う。だからこそ「ジャンボヨーグル」が商品化されてのだろう。が、この「プチプリン」には、そういう夢想をする余地がない。あまりにリアルすぎるため、「これの大きいヤツ」はただの普通のプリンになってしまう。
ここの部分を読むと、プチプリンがまさにプリンということがよく分かりますね。
プチプリンの買えるところ
実店舗
ダイソーのお菓子コーナー
インターネット
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・Wowma等で購入可能です。ショップによっては12個セットなどでしか販売していないところもあります。
また、外装パッケージはみやけ食品さんが販売しているのと、菓楽さんが販売元となっている場合とで異なるようですが、中身は同じだと思われます。
おわりのつぶやき
プリンは全く関係ない話です。
「普通にプリン」というような、「普通にナニナニ」という表現方法は、違和感がある方もいるかもしれません。
モロッコヨーグルくらいの大きさで、価格も安い。括り的には駄菓子であり、プリン風味の何かを想像していたら、ちゃんとプリンでした。
という意味合いを含めて「普通に」プリンでした。と言えるので、便利な使い方ですよね。
眉をしかめる方もいるかもしれませんが、一表現として私はありだと思います。
● 参考
『まだある。今でも買える"懐かしの昭和"カタログ~食品編 改訂版~』初見健一 著 2013年2月 大空文庫
商品情報
商品名:プチプリン
名称:生菓子
内容量:20g×6個
メーカー:有限会社みやけ食品
販売者:株式会社菓楽
希望小売価格(税抜):不明
購入価格(税抜):100円
購入場所:ダイソー
JANコード:4571210762300
原産国:不明