現在の収集数、8本。
私の趣味の一つは、丸筒クレンザー集めです。昨年、丸い筒のクレンザーの可愛さに目覚め、収集を始めました。
現在8本(個?)集まったので、まとめ記事にすることにしました。
丸筒クレンザーコレクション
丸筒クレンザーのデザインが可愛くて大好きで、こうやって並べて一人ニヤニヤしています。
どれも可愛い。
商品名とメーカーさんは、下記の通りです。左からです。
● ライオンホワイトクレンザー*ライオン
● ニューホーミング*花王
● 丸筒ゴールドクレンザー*マルフクケミファ
● アポロクレンザー*第一石鹸
● 赤丸筒クレンザー*カネヨ
● ブーケクレンザー*カネヨ
● サッサクレンザー*カネヨ
● 泡立ちクレンザー*カネヨ
半分カネヨさんです。日本のクレンザーの歴史はカネヨさんから始まっていますので、さすが商品数も多いですね。
ちなみに2019年7月現在、製造が終了しているのは、ライオンホワイトクレンザー・ニューホーミング・サッサクレンザーの3種です。
ライオンホワイトクレンザー
シルバー・青・赤の組み合わせがとっても可愛いクレンザーです。こんなに可愛い商品が廃盤なんて…。
製造が終了してから存在を知ったため、とんでもなく高い価格で販売されているのを購入しました。
ライオンホワイトクレンザーは、1978年(昭和53年)発売です。80年代初頭という説もあるらしいです。
● 商品情報
商品名:ライオンホワイトクレンザー
成分:研磨剤(90%)、界面活性剤(5% 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)、安定剤
容量:400g
メーカー:ライオン株式会社
購入価格:999円
JANコード:4903301400677
原産国:不明
ニューホーミング
1970年(昭和45年)に販売開始され、2018年9月に製造終了となりました。
● 商品情報
商品名:ニューホーミング
成分:研磨材(91%)、界面活性剤(5% 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)、安定化剤
容量:400g
メーカー:花王株式会社
購入価格(税抜):忘れました。
JANコード:4901301018649
原産国:日本
丸筒ゴールドクレンザー
オレンジと黄色のドットが大変可愛らしいクレンザーです。発売年等は分かりませんでした。
メーカーであるマルフクさんは、埼玉県羽生市にある企業さんです。1960年(昭和35年)設立で、クレンザーの製造自体は1953年(昭和28年)から行っています。
● 商品情報
商品名:丸筒ゴールドクレンザー
内容量:400g
成分:研磨材(92%)、界面活性剤(3.5%、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)、安定化剤
メーカー:マルフクケミファ株式会社
購入価格(税込):103円
JANコード:4978022000017
原産国:日本
※パッケージ上はマルフククレンザー製造株式会社
アポロクレンザー
こちらも発売年は不明です。ピンクでとっても可愛いですね。
メーカーは群馬県の第一石鹸株式会社さんです。1953年(昭和28年)創業で、住居用の洗剤等を製造しています。
● 商品情報
商品名:アポロクレンザー
成分:研磨剤(94%)、界面活性剤(2.5% 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)
容量:400g
メーカー:第一石鹸株式会社
購入価格:70円
JANコード:4902050532011
原産国:日本
赤丸筒クレンザー
「プロダクトでたどる自分史」というWebサイトに掲載されている情報では、赤丸筒クレンザーは1950年(昭和25年)に発売と掲載されていました。
なのですが、私の見間違いである可能性が浮上して来ています。ただ現在サイト自体がなくなってしまったようなので、確認する術がありません。
● 商品情報
商品名:赤丸筒クレンザー
品番:3011
成分:研磨材(93%)、界面活性剤(4%、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)、工程剤
容量:400g
メーカー:カネヨ石鹸株式会社
価格(税抜):100円
JANコード:4901329210025
原産国:日本
ブーケクレンザー
発売日は1975年(昭和50年)です。お花柄がとっても可愛い。丸筒クレンザーは光沢のある紙がパッケージに使われていますが、こちらは光沢がないタイプですね。
カネヨさんの通販サイトでしか見つけられませんでした。
● 商品情報
商品名:ブーケクレンザー
品番:3032
成分:研磨材(89%)、界面活性剤(4%、純石けん分)、工程剤
容量:400g
メーカー:カネヨ石鹸株式会社
価格(税抜):100円
JANコード:4901329210056
原産国:日本
サッサクレンザー
発売年は不明です。
2019年4月にカネヨさんの価格改定があり、サッサクレンザーが姿を消し、後継の泡立ちクレンザーが販売されました。
● 商品情報
商品名:サッサクレンザー
品番:3051
成分:研磨材(93%)、界面活性剤(4%、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)、工程剤
容量:400g
メーカー:カネヨ石鹸株式会社
価格(税抜):95円
JANコード:4901329210094
原産国:日本
泡立ちクレンザー
サッサクレンザーの後継です。成分はサッサクレンザーと同じなので、おそらく商品名とパッケージと価格が変わったものと思われます。
2019年4月発売。
商品名:泡立ちクレンザー
品番:3051-A
成分:研磨材(93%)、界面活性剤(4%、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)、工程剤
容量:400g
メーカー:カネヨ石鹸株式会社
価格(税抜):120円
JANコード:4901329110035
原産国:日本
丸筒クレンザーの買えるところ
実店舗
ドラッグストア、100円ショップ等で販売していることがありますが、一部の限られた店舗と考えて良いと思います。見つけられたらラッキーです。
ホームセンターは置いてある率が高い気がします。あと日用品を置いてあるような、個人商店は狙い目だと思います。
インターネット
主要インターネットショッピングサイト等で購入可能です。お店を回るよりは、送料がかかってもネットで買うのが便利かな、と思います。
カネヨさんの商品でしたら、カネヨさんのWebサイトから購入出来ます。
*カネヨ石鹸株式会社 / 台所用洗剤
廃盤のホーミングやライオンホワイトクレンザーは、Amazon等でべらぼうに高い価格で販売されています。
丸筒クレンザーについて
最も古い粉末クレンザーというのは、丸筒型ではなく、紙の箱に入っていました。
初見健一著『まだある。今でも買える"懐かしの昭和"カタログ~生活雑貨編 改訂版~』にライオンホワイトクレンザーが掲載されています。
丸筒クレンザー全般についても言及されていました。
昔ながらの紙筒入の粉末クレンザー。六〇年代まではカネヨなどの四角い紙箱クレンザーが主流だったが、七〇年代になると各社が丸筒タイプを売り出し、これがスタンダードなスタイルとなった。フタと底が金属板、残りの部分は全て紙製。
ここを読むと、カネヨさんの赤丸筒クレンザーが1950年発売というのは早いような気がするんですよね。
この種の丸筒クレンザーは市場に出まわらなくなりつつあり、メーカー担当者も「店頭にはほとんど置かれていない」と語った。が、なぜか唯一、花王の「ホーミング」はしっかり現役の座を維持しており、やたら発見率が高い。
本の初版第1刷発行は2006年6月、改訂第二版一刷発行が2013年5月です。
初版を確認していないのでなんとも言えませんが、丸筒クレンザーは2000年代には市場に出まわらなくなりつつあった、と考えられます。
おわりのつぶやき
丸筒クレンザー、集合させました。ほんと可愛いなぁ。
丸筒クレンザーの魅力ってなんでしょうね。
一番はデザインがカラフルで可愛いことだと思います。レトロな色合いや自体が、光沢のある紙と相まってより可愛く見えます。
あと小学校や中学校で掃除に使っていたので、ノスタルジーに浸れると言いますか、単純に懐かしくて古いものが好きというのもあるかもしれません。
ちなみにですが、本来クレンザーというのは万能洗剤であり、食器洗い(一部素材を除く)にもシンクの掃除にも、お風呂・お手洗いの掃除にも使えるものです。
日用品として、ものすごく使い勝手の良い商品なんですよ。
と言いつつ、いつ買えなくなるか分からないという心配から、私の家ではインテリアとなっています。
● 参考
『まだある。今でも買える"懐かしの昭和"カタログ~生活雑貨編 改訂版~』初見健一 著 2013年5月30日 改訂第二版一刷 大空文庫